高度催吐性リスクの抗がん薬に対する制吐療法
📁 カテゴリ: 臨床医学
高度催吐性リスクの抗がん薬
例)
- 乳癌などに対するAC療法(アドリアマイシン※+シクロホスファミド)
- ※アントラサイクリン系:抗がん抗生物質→DNA、RNA合成阻害
- タキサン系よりも催吐リスクが高い
制吐療法
以下の3剤を併用する。
- 5-HT3受容体拮抗薬(グラニセトロンなど):脳のCTZなどのセロトニン受容体をブロック
- NK1受容体拮抗薬(アプレピタントなど):NK1受容体をブロック→サブスタンスPの伝達を阻害
- 副腎皮質ステロイド(デキサメタゾン)