とけろぐ

wmii(タイル型wm) on Arch Linuxでvivaldiブラウザ

はじめに

タイル型ウィンドウマネージャーwmiiをインストールしたArch Linuxで、Opera発Chromiumベースのブラウザvivaldiを使おうとしているが、なかなかうまくいかない記録。

インストール

vivaldiは公式ArchリポジトリにないのでAURからtar.gzファイルをダウンロードしてパッケージをビルドしなければならない。

https://aur.archlinux.org/packages/vivaldi/の「Download snapshot」というリンクからtar.gzファイルをダウンロードする。

ターミナルに移動する。

$ cd ~/Downloads
$ tar -zxvf vivaldi.tar.gz
$ cd vivaldi
$ makepkg -s

この後かなり長い時間待たされた。

suでスーパーユーザーになる(まさかのsudoまだ入れていない)。

# pacman -U vivaldi-1.7.735.46-1-x86_64.pkg.tar.xz

(注意:RedHat系用のrpmファイルも現れるが使わない)

完了。再ログインするとメニューにも現れる。

http://note.kurodigi.com/post-0-13/<>

※yaourtを使っても大丈夫(それを先に言え!)

タイル型、ガン無視

vivaldiを起動してみたところこのようになった。

vivaldiを起動したスクリーンショット

タイル型ウィンドウマネージャー、まさかのガン無視。

しかしだからといってフローティングレイアウトというわけでもなく、1度開いたらウィンドウの重なりの変更は不可能、ウィンドウサイズ変更も不可能で、快適からは程遠い。

しかも最初にvivaldiを開くと、他のアプリケーションもフローティングレイアウトで開かれて戻らなくなってしまう。

LINEは使える

LINE公式サイトからVivaldiにLINEのChrome版アプリを追加してみたところ、あっさりと使えた。ただしウィンドウは上記のような状態である。

蛇足:ThinkPadの戻る・進むボタンは正常動作

昔書いたのだが、Windows10版のVivaldiには、Thinkpadのキーボードの戻る・進むキーを押すと、その回数の2倍分ページが戻って(進んで)しまうというバグがあるのだが、Linux版にはそれがなかった。

追記:spectrwmならタイルが機能する

同じタイル型wmでもspectrwmならきちんとVivaldiがタイルで表示される。