とけろぐ

NSAIDs不耐による蕁麻疹について

私は、おそらく軽度のNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛剤)過敏体質(不耐体質)で、NSAIDsを服用すると蕁麻疹が出る。

同じようにNSAIDsの過敏体質の人はたくさんいると思うのだが、その割に世間に広まっていないので、ブログに書いてみることにした。

私の症状

NSAIDsを服用するとこのように眼の下だけに蕁麻疹が出ることがある。

眼の下の蕁麻疹の写真

気のせいかもしれないが、若干の息苦しさを感じることもある。

息苦しさや蕁麻疹は、服用してから2?6時間ぐらいで出現して、2?6時間ぐらい経てばすっかり治る。

NSAIDsを服用しても何も症状が出ないときもあるが、疲れているとき、運動をしたたとき、旅行中など普段と異なる環境にいるときは症状が出やすい。また、他の薬(例えば咳止めなど)と一緒にNSAIDsを服用するときも症状が出やすいような気がする。

初めてNSAIDsを服用したときは何も症状が出ず、3回目ぐらいの服用で症状が出た。

今までにイブプロフェン、ロキソプロフェンの内服薬で症状が出たことがある。

(具体的には、タイヨーのイブプロフェン200mg1錠など)

なお、NSAIDsが含まれている湿布薬や塗り薬では症状が出たことがない。

イブプロフェン、ロキソプロフェン以外のNSAIDsは服用したことがないので分からない。

厳密にはNSAIDsではないので、アセトアミノフェンは服用しても全く症状が出ない。

後日談(2022年2月)

NSAIDsを服用しても症状が出ないこともあるので、先日調子にのってロキソプロフェンを服用した。すると眼の回りを中心に顔の半分が腫れ上がる血管浮腫(クインケ浮腫)が生じた。怖くなったので一生NSAIDsは服用しないと改めて決意。

私の体質

喘息などのアレルギー疾患は一切ない。NSAIDsを服用しなければ蕁麻疹が出ることもほとんどない。

また、他の薬や食べ物などのアレルギーも全くない。

その後、セフェム系抗菌薬の服用で全身に蕁麻疹が出た。薬剤に過敏な体質なのかもしれない。(2022年2月追記)

私の対処法

基本的にはNSAIDsは避け、解熱・鎮痛が必要になったときはアセトアミノフェンを服用するようにしている。

総合感冒薬はほとんどの場合NSAIDsが配合されているので、基本的に服用しない。私の場合、他の薬と一緒にNSAIDsを服用すると症状が出やすいように思うので、総合感冒薬は特に避けている。

また病院を受診するときは必ず「NSAIDsでアレルギー症状が出る」ということを問診票に記入している。

NSAIDs不耐体質についての情報

例えば以下のサイトなどで詳しく説明されている。

最後に注意点

これはあくまで私1人の体験談に過ぎない。