とけろぐ

赤外線的当て(シューティング)の検討

はじめに

とある理由でこの夏に赤外線を使った的当てを作った。そこで赤外線的当てについて思ったことなどを忘れないうちにメモしておこうと思う。

材料

普通の赤外線リモコン、赤外線センサ、1kΩ抵抗、Arduino UNO R3(互換)ボード、(赤外線(IR)LED)

作り方

赤外線リモコンから出た赤外線を赤外線センサがキャッチしたら、当たったと判定する。それだけ。

赤外線リモコンを銃に見立てて、赤外線センサを的にした。的のすぐ隣りに普通のLEDを設置して、赤外線センサが赤外線をキャッチしたら、つまり的に当たったらLEDが光るようにした。

[工夫]指向性を高めるために

普通の赤外線リモコンでは指向性が低すぎる(つまり広い範囲の信号を受け取ってしまう)ので、的当てゲームにならない。

そこで2つの方法を考えた。1つめ、センサの周りをストローで覆う。2つめ、抵抗を赤外線LEDと直列につなぐ。

1つめのセンサの周りをストローで覆う作戦は残念ながらあまり効果がなかった。そのうえストローの固定がかなり難しく、現実的ではなかった。

2つめの抵抗をつなぐ作戦は奏功した。1kΩ抵抗を赤外線リモコンの赤外線LEDと直列につなぎ、1.5mほど的(赤外線センサ)とリモコンを離すとそれなりの的当てになった。

[課題]心理的問題

射的やストラックアウト等のアナログ?的当てよりも機械を使った的当ての方が、プレーヤーが「装置のせいで当たらない」という感想を抱きやすいように思う。そのためルールを工夫したり装置の外装を工夫して手作り感をなくしたりしないと赤外線的あては「楽しく」ない。