今年の春から夏にかけてIchigojamに触れる機会があった。
Ichigojamとは子供向けのシングルボードコンピュータである。
ちなみに私はけっこう年がいっていて、こどもコンピュータであるIchigojamのメインターゲットからは外れている。
Ichigojamを使うのならば、Ichigojam web by WebAssemblyは非常に便利である。音やLEDの動作もWeb上で再現してくれる。
セットアップしやすい、プログラミングにだけ集中できる、これは教育用デバイスとしては良いことなのではないかと思う。
私はIchigojam単体でしか使ったことがないのでその真価はよく分からないが、電子工作してセンサーなどいろいろなものを接続すれば、いろいろなことができるようになるらしい。
開発者が福野泰介さんという日本人の方であるため。
また福野さんはIchigojamに関して非常に熱心に情報発信してくださっているので、活用法を見つけやすい。とてもありがたい。
古き良き任天堂のファミリーベーシックの時代はBASICで良かったかもしれないが、令和の時代にGOTOとか言われると萎えてしまうのだ・・・。
イマドキな言語(例えばPython)の方が良い気がする。
子供向けでありながら真っ黒な画面すなわちCUIしか使えない。しかも何だか入力の動作に癖があってやりにくい。
色で塗りたくられた世界で生きる現代の子供には、もう少しフォトジェニックな(GUI、せめてシンタックスハイライト)画面の方が良いのでは・・・?
自宅にインターホンがないので、Ichigojamと押しボタンを使ってインターホンを作ろうかと考えていたのだが、それをするぐらいならカラカラ鳴る鈴のようなものを設置した方が幸せになれる気がして躊躇っている。
せっかくマイコンなのだから電子工作をして水やりマシンでも作ってみようかな・・・。