部屋の片づけをしていると、自分を通り過ぎて行った時間を感じて怖くなる。
昔のノートを見返すと1年前は鮮明に思い出せるのに、3年前は断片的にしか思い出せない。6年前に至っては記憶がぼんやりしていてまるで自分のものではないみたいだ。
今もっている記憶もあと数年で霞んで消えてしまうのだと思うと焦燥感に駆られるが、だからといって何をすればいいのか分からない。
ものを捨てると過去と完全に決別してしまう気がして怖いが、だからといってものを全てとっておいたら私は未来と決別することになる。
そんなことを考えていると全然部屋が片付かない。
HTMLの都合上(?)、あまり文章が短いと表示が崩れてしまうことに気づいたため、不自然なことこの上ないが追記する。
断捨離もいいが、ほどほどにした方が良い。
今や未来に行き詰まったときに支えてくれるのは、過去の自分なのだから。
(2020/01/13)