MonaraというDebian JessieベースのLinuxディストリをインストールした。CrunchBangの後継ディストリの1つだ。他にCrunchBangの後継として挙がっているディストリにはSemplice Linux(これはCrunch Bangが開発終了する前からあった)やBunsenLabs Linux(これが今1番活発な気がする)、CrunchBang++などがあるが、あえて最もマイナーなMonaraをインストールしてみた。
ちなみにホームページはなくsourceforgeで代用している。
→https://sourceforge.net/projects/crunchbangmonara/
ちなみにdistrowatchにも載っていない。もっとしっかり宣伝すれば人気が出ると思うのだが…
とりあえずやったのは日本語表示+入力とThinkpadの中ボタンでのスクロールの有効化だ。
M+FONTSという日本語フォントをインストールすることにした。
https://osdn.jp/projects/mplus-fonts/releases/62344からtar.xzファイルをダウンロードし解凍して適当な場所に置く。
↓
/usr/share/fonts/に先ほどのフォントが入っているディレクトリをコピーする。この作業はコマンドラインから行う。
参考:Debian wheezy にフォントを追加する-個人的健忘録 from 2013
↓
念のため再起動する
↓
完了
fcitx-mozcを導入することにした。
↓
rootユーザーで
# apt-get update
というコマンドを打つ。
(パッケージが見つからないというエラーが出たときのみ)
↓
同じく
# apt-get install fcitx-mozc
というコマンドを打つ。
↓
一般ユーザーに戻り
$ im-config
というコマンドを打つ。
ウィザードが出てきて何やらうだうだ言ってくるがとりあえず全てOKを選択しておく。
ただしラジオボタン
サン プル
上のようなボタン)
で入力方法を選択する画面が出てきたらそこではfcitxを選択する。
↓
念のため再起動
↓
完了
参考:http://qiita.com/rltm/items/26edb6fedbe4a077ce09
ファイルマネージャーにあるファイルのパスを入力する小窓に~/.bashrcと入力したら自動でGeany(統合開発環境)で.bashrcファイルが出てくる。
↓
それの最後に
# capslock to ctrl
setxkbmap -option ctrl:nocaps
# To enable vertical scrolling
xinput set-prop "TPPS/2 IBM TrackPoint" "Evdev Wheel Emulation" 1
xinput set-prop "TPPS/2 IBM TrackPoint" "Evdev Wheel Emulation Button" 2
xinput set-prop "TPPS/2 IBM TrackPoint" "Evdev Wheel Emulation Timeout" 200
と追記し保存する。
↓
一般ユーザーで
$ source ~/.bashrc
というコマンドを打つ。
↓
完了
起動後少し待たないと中央ボタンが有効化されないようだ。
↓
起動後少し待っても中央ボタンが有効化されなくなった。
$ source ~/.bashrc
というコマンドを打ったら有効化された。原因はよく分からない。
参考:DebianでThinkpadのスクロールを使えるようにする設定-無題の備忘録
というわけでとりあえずは使えるようになった。Openboxの軽さとDebianの情報量の多さがとても良い。
次はOpenboxのメニューをいじってみるか。