さすがにデュアルブートでストレージ128GBはきつかったので、予め空けておいたワイヤレスWANカードのスロットに256GBのM.2SSDを増設した。
Windowsの高速スタートアップ無効化(私の場合デュアルブートなので、もともと無効)
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UEFI画面で内臓バッテリーを無効化
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バッテリーを外す
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ベース・カバー・アセンブリー(裏蓋)を外す
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ねじを1つ外してM.2SSDを設置
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全てを元に戻したあと、OSを起動してお好みのファイルシステムでフォーマット・パーティション分割
ThinkPad T480の製品ホームページにリンクがあるハードウェア保守マニュアルの通りにやれば大体は大丈夫である。
ベース・カバー・アセンブリー(裏蓋)の取り外しだけうまくできなかったのでYouTubeの以下の動画を参照した。
初め、ハードウェア保守マニュアルの「M.2ソリッド・ステート・ドライブの取り外し手順」という言葉に早とちりして2.5型ストレージ・ドライブを外して開けようとしてしまった。(開かない!!!)
正しくは上の画像の赤で囲ったところにM.2SSDを接続する。
正しくはハードウェア保守マニュアルの「M.2ソリッド・ステート・ドライブの取り外し手順」の下の項目の「ワイヤレスWANカード・スロットのM.2ソリッド・ステート・ドライブの取り外し手順」に従う。
まずSSDには2.5インチ、M.2、mSATAという主に3つのサイズ規格がある。
2.5インチとmSATAはほとんどが従来のSATA接続を採用している一方、M.2は高速通信が可能な接続規格PCIe3.0を採用していることが多い次世代のサイズ規格である。
また、接続規格がPCIe3.0の場合は通信プロトコルがNVMeである。そのため、NVMe通信のSSD=PCIe3.0接続のSSDと考えていい。
M.2の中でもサイズが2242、2260、2280などいくつかある。前の22が接続する部分の幅、後ろの42、60、80が長さとなっている。
ThinkPad T480のワイヤレスWANカード・スロットに接続できるのは、
・サイズがM.2 2242
・接続がPCIe3.0(すなわちNVMe通信)
のもののみである。
私はヤフオクで256GBのものを送料を入れて6000円弱、1000円引クーポンを使って5000円弱で購入した。
写真ではサイズ感がよく分からないが履歴書に貼る証明写真と同じぐらいの小ささである。
最近SSDは価格崩壊が進んでいるらしいが、この規格のものは同じ容量でこれより安いものはなかなか見つからなかった。(2020年1月現在)